今日は東京で初雪snow
滅茶苦茶寒いですネcatface
11月に東京で雪が降るのは54年ぶりだそうです。
皆さん体調には十分気を付けて下さいネsign03

さて今日は、シップについて少し書きたいと思います。
良く患者さんから『温シップと冷シップどっちを貼ったら良いの?』と聞かれます。
冷シップは冷やす為、温シップは温める為に作られた物ですが、冷シップに膏薬は入っていますが、そこにニッキやハッカの成分が入っていて、スースー冷たい様に感じさせているだけで実際には冷やしていません。また温シップは、その冷シップに唐辛子の成分が入っており、ヒリヒリ暖かい様に感じさせているだけで、これもまた実際には温めていません。
なので温シップを貼っても冷シップを貼っても、筋肉の張りが原因で痛みが出ている時には、どちらも効果はそれ程変わりません。
そして、シップに含まれる膏薬の成分も貼ったからと言っても、それ程体の中に浸透はしない為、痛み自体の変化もそれ程期待は出来ません。(※シップの膏薬が、それ程体の中に浸透しないと言っても、毎日シップを一度に4枚以上貼り続けると肝臓や腎臓を悪くする恐れがあるので、その様な行為は避けて下さい。)
ただ、ぶつけたり捻ったりして炎症を起こし腫れ上がっている時には、温シップは絶対に貼らないで下さい!
炎症を起こし晴れている所に温シップを貼ると、ヒリヒリしてより一層痛みが強くなる為、この様な時には必ず冷シップを貼って下さい!

結果当院では、患者さんに今書いて来た事を説明した上で『貼って気持ちが良い方を貼って下さい。貼っても痛みの変化が無い・貼っても気持ち良く感じない、と言う患者さんには、貼るだけお金の無駄なので貼らない方が良いですよ』と伝えています。