家庭用マッサージ機でアザが出来たり、皮膚が剥けたり、中には骨折をした人がいる、と言うニュースを昨夜テレビで見ました。
当院でも、患者さんから「マッサージ機を買おうと思うんだけど、どうなの?」と時々聞かれる事が有るので、今回はマッサージ機について少し書きたいと思いますpencil

良く家電量販店などに行くと、マッサージ・チェアーが置いてあって、たまにやると気持ちが良いですよネ!
でも当院では、患者さんにマッサージ機を買おうか相談された時には、基本的に買うのは止めた方が良いと伝えています。
何故かと言うと、家庭用マッサージ機は、必ず揉み玉もしくは、それに変わる物で人の体を揉みます。
この揉み玉と言うのは、マッサージ機をやった事がある人なら分かると思いますが、ある程度の固さがあります。
人の筋肉と言うのは、触れば触るほど、固い物で揉めば揉むほど、固くなる様に出来ているのです!
なので、マッサージ機でマッサージをしている時には、気持ち良く感じているかも知れませんが、毎日マッサージ機でマッサージをすればするほど、筋肉は固くなります!
始めは機械の揉む強さが5段階あるとして、1の強さで揉んでいたのが、段々物足りなくなり2の強さで揉む、また物足りなくなり3・4・5と強くなって行きます。
最終的に、筋肉はドンドン固くなって行くので、1番強くしても物足りなくなり、そうするとマッサージ機を使っている人は、決まって揉む力を1番強くした状態でマッサージ機に、自分の体を押し当ててマッサージ機を使うようになります。
この様に悪循環を繰り返し、アザが出来たり、皮膚が剥けたり、骨折をする人が出てしまうのです!

当院には、全身(体の後面)をジェットバスの力でマッサージするウォーターベッド、足全体を空気圧でマッサージするドクターメドマが有りますので、興味のある方は、1度当院に来院されてみては如何ですかsign02